サイモン・ターナーとの幻の共演作品

私はボウイが一等大好き!どうしてかなぁ...女性ヴォーカル好きでフレンチポップスやトラッドフォークとかも好きな欲張り者。でも、一等はボウイ。私が幾つまで生きていられるのかは分からないけれど、いつか死が訪れた時もボウイのお写真とか一緒に居たいなぁ。「スターマン」を聴きながら死ねると素敵かも?...なんてふと思ったりする。

f0004532_8341716.jpgカリスマのボウイ。でも、好きな音楽は他にも色々。好きな男性ヴォーカルってどこかボウイ風とか、空気が似ている様なお方が多い気がする。そんな中のお一人にサイモン・ターナーも。彼は10代の頃から英国のTVなどで活躍して今もアンダーグラウンド・ポップを作り続けている。全て網羅している訳ではないけれど、結構知らないうちに持っている。最初に買ったのはDEUX FILLESというプロジェクト。次はJEREMY'S SECRETというプロジェクト。でも、サイモン・ターナーというアーティストが気になってソロ名義(サイモン・フィッシャー・ターナーとサイモン・ターナーがある)の作品を聴く内に、後からそれらの持っているレコードが彼のプロジェクトなのだと知った。そんな時の嬉しいことったらありゃしない!とっても得した気分というのかな?そして、80年代の終わり頃、el(エル)レーベルというインディー・レーベルが登場。「ロンドン・パヴィリオン」というコンピレーションにはブックレットが付いていて、そこに一際美しい青年のお姿が!サイモン・ターナー!正しく「キング・オブ・ルクセンブルグ」の王子様のようなそのお写真に釘付けとなる。そして、この彼の中で最もポップなプロジェクトは2枚のアルバムをリリース。一時はある曲だけがクラブヒットなる現象を起こし、みんな振り付けして踊っていたものだ。そんな中、来日が決まったもので、チケットが取れるのか?当日は会場には10代のお若い方々がいっぱいかも?...などとドキドキしていた。でも、小さな劇場での2部構成のライヴはひっそりと。そんなにお若い方は目立たず、20~30代くらいの男女の皆様がいらした。そして、決して満員ではなかった。クラブヒットに疎い私だけれど、とってもガッカリした。彼らは1曲の為にアルバムを買って下さるのだけれど、他の曲はどうでもいいのかな?そんなに人気のある曲を作った方が来日してるのに気にならないのかな?その曲が飽きたらそのレコードはどうなるのかな?...って思うと悲しくなるのだった。お客様がお小遣いやお給料で買って下さることに感謝しているのだけれど、そんな疑問はずっと持っていた。何だか年寄りじみたこと言ってるみたい...。

ここは『ボウイ館』。そう!この素敵で不思議なアーティスト、サイモン・ターナーの1990年のインタビューを読んでいた。デレク・ジャーマンの映画音楽も後期は専属だった。デレク・ジャーマンの死は早すぎとても惜しまれる。このコンビはまだ続いたはずだろう。そんな事も思いながら、とんでもない発言を発見して舞い上がってしまった。

今後の音楽活動は?という質問に。
「もし実現できたらデレクの詩をティルダ(スウィントン)が朗読し、デヴィッド・ボウイやマリアンヌ・フェイスフルやニック・ケイヴが歌ったりギターを弾いたりするレコードが作りたい。」

きゃぁ~!!!今からでも実現してください!って願う。こんな好きなアーティスト達ばかり。私の為の企画?って傲慢な思いも抱いてしまうくらい。

サイモン・ターナーのお声はボウイの初期のお声に似た感じがする。10代の頃にボウイの「プリティエスト・スター」を既にカバーしていた。英国の子役スターだった美少年。そして、美しい夢の如き繋がり。70年代はボウイのロンドン事務所の「MAIN MAN」で働いていらしたのだ。ボウイとどんなお話をしていたのだろう?とかお二人のツーショットを想像してトキメク私。

折角なので、もう一つ嬉しいお言葉も。
好きな映画は?という質問に。
「コッポラの『地獄の黙示録』、ニコラス・ローグの『地球に落ちて来た男』。」

私は、こうしてさらにサイモン・ターナーが好きになり、ボウイの素晴らしさを誇らしく思い良い気分になるのだった。
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by bowieworld | 2006-07-11 07:23 | ボウイ・チルドレン
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