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或る美しき家族の肖像

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1972年のお写真。ボウイとアンジーとまだ小さなゾウイ君。どこか退廃的で気だるい雰囲気。ボウイとイマンのカップルもとっても大好きなのですが、この頃の仮面夫婦のようであったボウイとアンジーのカップルも実は好きなのです。おふたり共にバイセクシャルを公言されていた、今から想うとかなりの飛んだご夫婦です。ファッションもポーズも全てが完璧なまでに美しい!としか思えない。ボウイが抱っこしているゾウイ君(現在のジョー君)のブロンドの毛先の巻き具合やお靴、愛らしい表情にキュンとなります。可愛い~♪お美しいけれど、やはり、アンドロイドのような人間界から超越したかのような不思議なご夫婦。絵になりますね!なんでしょうね!この方々☆でも、やはりゾウイ君への愛はボウイの方が遥かなるものに想えてしまいます。乳母車を押してるお写真もありましたね☆

ミーハー故の戯言ですが、何気にアンジーはボウイとの距離を近づけようとされている。でも、ボウイはややお顔を反らし気味。クールでカッコイイ!ポーズのボウイながら、しっかりと組んだお足でゾウイ君を包んでおられるようです。そして、小さなゾウイ君もボウイと綺麗に揃ったバランスを保っているような構図に想えます。後から得た薀蓄が勝手な妄想を生んでいるだけだと想います。でも、美しいが故に巡るのですよね☆
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by bowieworld | 2008-05-30 07:10 | 美麗ボウイ・お気に入りフォト

ミック・ロンソン:MICK RONSON★フォーエヴァー!(その1)

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ボウイの40年を超える軌跡(継続中!)の中に於いて、絶対に忘れてはならない(忘れるはずのない)盟友たちがいるけれど、ミック・ロンソンは永遠だ!ボウイの旧友にはミックがお二人おられるのだ。私は通常”ミック”というと”ミック・ジャガー”で、ミック・ロンソンはフルネームで呼んでいるようだ。グラムロック時代、モット・ザ・フープルと共に。ミック・ロンソンは1946年5月26日、英国のヨークシャー生まれ。本名はMichael Ronson。1993年4月29日に享年46歳の若さで他界してしまった。90年代に入り肝臓癌による死だった。早くミック・ロンソンのアルバムのことを!と想ってはいたのだけれど、残された3枚のソロ名義のアルバムの内の遺作からになってしまった。全く個人的な事柄とあまりにも大きく重なっているので、ちょっと辛い。私の敬愛する父も肝臓癌でミック・ロンソンが亡くなった約3ヵ月後に他界してしまった。先に母が病に伏していた。その頃頻繁に聴いていたアルバムはボウイの『ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ』や、P.J.ハーヴェイやSUEDEにTeenage Fanclub、そして、フランソワーズ・アルディだった。まだ小さな甥の優しさと無邪気さが私の涙を拭ってくれていた。ボウイやアルディの曲を私のお部屋で一緒に聴き、踊ったりしていた。今は大きくなったけれどそれらの曲をちゃんと覚えてくれている。甥ながら親友と呼び合っている大好きな子。こんな個人的な事が好きなアーティストやアルバムの想い出と重なってしまっているのは幸か不幸か...。
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ボウイとミック・ロンソンの仲なので、『ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ』で再び共演したミック・ロンソンの病気のことをボウイは承知だっただろう。また、その前年にはクィーンのフレディ・マーキュリーがエイズで亡くなっているのだ。追悼コンサートにブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーの3人と、友人や影響を受けたアーティスト達が集まり7万とも8万人とも言われるファンの中、ボウイは3曲歌っている。クィーンが唯一アルバムで連名で共演したアーティストはボウイだけだと想う。ロジャー・テイラーは中でもボウイをとても尊敬してるという。ボウイが詞を担当したけれど放送禁止となった。でも、全英一位!その「アンダー・プレッシャー」のフレディのパートをアニー・レノックスが見事に歌った。”女版ボウイになりたい”と仰っていた麗しいお方。そして、「ヒーローズ」ではミック・ロンソンもギターで一緒に。そして、ボウイがモット・ザ・フープルの為に書いた「すべての若き野郎ども」をクィーンの3人とイアン・ハンター、ボウイはバックヴォーカル、ミック・ロンソンはリードギター!もう有り得ない正しく夢の共演が実現した。その「すべての若き野郎ども」が、ロンソンの遺作の『ヘブン・アンド・ハル』のラストに収められている。未完のまま亡くなってしまったこの遺作は、こうした友人やロンソンの家族の協力の下発売に至ったのだ。
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ボウイは感情をストレートに表に出さないお方。なので、時に冷たいように想われることもあるかもしれない。でも、ボウイ・ファンはボウイがそれらの哀しみが内に向かい秘められている愛を知っていると想う。クールで冷静なボウイはカッコイイけれど、誤解もされるところかも。
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1. Don't Look Down ドント・ルック・ダウン
2. Like a Rolling Stone ライク・ア・ローリング・ストーン
3. When the World Falls Down ホェン・ザ・ワールド・フォールズ・ダウン
4. Trouble With Me トラブル・ウィズ・ミー
5. Life's a River ライフ・イズ・ア・リヴァー
6. You and Me ユー・アンド・ミー
7. Colour Me カラー・ミー
8. Take a Long Line テイク・ア・ロング・ライン
9. Midnight Love ミッドナイト・ラヴ
10. All the Young Dudes すべての若き野郎ども

ボウイはボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」でリード・ヴォーカル参加している。その他、ジョー・エリオット、クリッシー・ハインド、ジョン・クーガー、イアン・ハンター達のヴォーカルも聴ける。インスト曲もとても素晴らしくて深い余韻を残すもの。

何故でしょうね...ボウイと同世代の、共に生きてこられた(道は其々だけれど)方々がお亡くなりになってゆく。でも、ボウイもイギーもルー・リードも、ストーンズもマリアンヌもパティたちは今もなお毅然と健在なり!人其々のロック感のようなものがあると想う。どれも間違いなどはないと想う。私はボウイが大好き!そして、多くのボウイを愛するお方や興味を持たれるお方とその素晴らしさを共有できたなら...と想う。知識が一番ではない。知らないことはいっぱい。ボウイだけではなく心に届く音楽たちを愛しています。ボウイがフレディの追悼コンサートでそのような気持ちを少し語っておりましたよね。”クィーン”も”ZEP”もみんな共に歩んできた仲間たちだというような。ボウイがたまらなく好きですが、そのボウイのお気持ち、ストーンズの初来日時に映し出された亡くなってしまった仲間たち(まだ生きているボウイが映し出された時飛び上がった!!)、みんなロック遺産。誰が一番とかそういうのではなくて、それぞれに後継者を生んでゆく。なんて!素敵なことだろう!去年だったかな?グラスゴーでTeenage Fanclubがボウイのカバーをしていたのだそうだ!!モリッシーやブレットなら当然みたいだけれど、これです!!音楽が継承されてゆく姿は様々で、ボウイは特にユニークで多様。アズテック・カメラのロディ・フレイムは『ジギー・スターダスト』を聴いてギターを始めたという。マーク・アーモンドは少年時に「ジギー・ライヴ」を観て感化されたという。ジョー・ストラマーは原点はストゥージズだと語っていた。元ルースターズの花田裕之さんの好きなギタリストにミック・ロンソンもいる☆

”ミック・ロンソン”のことを綴り始めるのにとっても時間が掛かりました。でも、まだまだ言い尽くせない程。中学生になり「ミュージック・ライフ」や「ロッキング・オン」を読み始めた。「ミュージック・ライフ」では毎年人気投票が行われ、クィーン全盛、ハードロックや英国の若きパンク以降のNew Waveたちも紹介されていた頃。必死で好きなギタリストに全くランクインしない”ミック・ロンソン”や”トム・ヴァーライン”の名を書いて投函していたものです。勿論!好きなシンガーはボウイ!!ボウイはそんな時代でも必ず10位までには名を連ねておられたのは嬉しかったのです。”ミック・ロンソン”のこと、知らない内にこんなに好きだったのかあ!!と涙がとまらない。不思議な感じ。フレディの追悼コンサートでクィーンとボウイと一緒に「ヒーローズ」でギターを弾いていたミック・ロンソン。あの時に着ていた白いシャツは、吉井和哉さんがミック・ロンソンのご家族のお方に頂いたのですって!素敵☆フトドキ者の私はイエロー・モンキーの音よりも先に吉井さんの解説で胸を熱くした。その最初はこの『ヘヴン・アンド・ハル』でした。ロンソンの白いシャツのお話や、クィーンがモット・ザ・フープルの前座だったお話、クラッシュのミック・ジョーンズもモット・ザ・フープルの大ファンだったことなどは、キース大好きなお友だちに教えて頂きました。

また、ミック・ロンソンのこと、フレディやクィーンのこと、その他まだまだ追々にと想っています。上のサックスを持ったボウイとミック・ロンソンのツーショットのお写真はピーター・ガブリエルによるもの☆

『音楽と映画の宝石箱』にボウイとミック・ロンソンの映像を掲載させて頂きました(残念ながらこちらのサイトはyoutube禁止なので)♪
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by bowieworld | 2008-05-11 01:39 | 盟友・旧友・関連アーティスト