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チベット仏教の高僧ラマ・チメ・リンポチェによるボウイへの追悼メッセージと祈り★そして、ボウイがラマ・チメ・リンポチェに捧げた曲「Silly Boy Blue」♪

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★ラマ・チメ・リンポチェ(チベット仏教の高僧)は、若きボウイと60年代から親交のあった、またボウイが一時仏教徒であった時期の先生にあたるお方です。お顔を知らずにいたのですが、ボウイの訃報を受け追悼メッセージと祈りを捧げてくださり、ようやくこのお方がボウイの語っていた「チメ・ヨン・ドン・リンポチェ」だと知り得ました。とても嬉しいです。各国へ亡命し活動を続けるチベット僧やチベットの人々。ボウイと親交のあったラマ・チメ・リンポチェという高僧は英国籍のようです。生徒にはボウイだけではなく、トニー・ヴィスコンティとメリー・ホプキンの名もあります。

ボウイ・ファンの方々やメディアの方々の、政治的な事柄はなんとなくややこしいので回避しておこう...というお気持ちは理解できます。私も嘗てはそうでした。でも、ボウイのこのメッセージに強く賛同する者ですので、このチベットに関するテーマを避けるのは自分で卑怯だと思います。なので今の想いを綴っておきます。ボウイが「セブン・イヤーズ・イン・チベット(Seven Years in Tibet)」を発表することさえ、世界的スターであるボウイゆえに、その影響力を思えば批判や圧力も覚悟の上でのことだったと思います。そんな強い意志を持つボウイが好きです。ボウイに限らず、賞賛と批判を受けながらも自己の世界を貫くお方が好きなようです。
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この「セブン・イヤーズ・イン・チベット(Seven Years in Tibet)」が発表されたのは1997年です。英国領であった香港が中国に返還された年でもあります。ボウイの僕は近年チベットで起こっている政治的状況に、音楽を通じて何らかの関わりを持ちたいと思った。"この曲は家族を殺され、自国内で無力化させられている若いチベット人たちの絶望感や苦悩を表現している"という発言は重要で、チベットの人々が殺されている現実、それは誰がしているのでしょうか?中国です。中国共産党です。また、中国のみならず西欧諸国の核廃棄物まで中国政府はチベットやモンゴルに放射能廃棄物を保管しています。この事は1991年にダライ・ラマ法王が声明され、後についに中国政府も認めました。勝手なものです。またダライ・ラマ法王は「中国は文化的虐殺(ジェノサイド)を行っている」と中国政府を批判しました。(参照:チベット)度々、中国は日本に対して軍国主義云々と抗日発言や軍拡を続けていますが、賢明な中国の人々は内心呆れておられるのかも?と思います。しかしながら、中国国内ではGOOGLE検索が出来ないともお聞きします。選挙もない一党独裁の上、言論統制と弾圧、環境汚染、折角の素晴らしい文化まで破壊して残念です。私は中国のお茶の文化など、とても好きなもので。中国の人々もお気の毒に思います。誰も生まれる国を選べないのですから。

まあ、色々とんでもない大国への憂慮は増すばかりですが、ダライ・ラマ法王のロンドンでのインタビュー(2015年9月21日)から引用させて頂きたいと思います。

習国家主席と話をする機会があれば、何をお話になりたいかお尋ねすると、法王は次のように述べられた。

「おそらくこう言うでしょう。チベットは、7世紀から9世紀の記録が明らかにしているように歴史的に独立国であったが、現在は独立を求めてはいない。われわれチベット人は、中華人民共和国の枠組みの一部になることで発展を手にすることができるが、チベット独自の言語、文化、宗教も同時に守り続けることができなければならない、と。そして、習国家主席が昨年パリとデリーで『仏教は中国文化において重要な役割を担っている』と発言したことを思い出してほしいと言うでしょう。仏教が育んできた価値観は、習国家主席が目指しておられる不正や汚職の封じ込めに役立つ可能性があるのですから」

イギリス、ロンドン 2015年9月21日 

チベット仏教の高僧ラマ・チメ・リンポチェによる
ボウイへの追悼メッセージと祈り
(2016年1月11日)



そして、こちらは
ボウイがラマ・チメ・リンポチェに捧げた
1967年の曲「Silly boy blue」
(2001年2月26日)です☆



以下、2012年に他のブログに綴ったものですが、「ボウイ館」へも記しておきたいと思います。

1997年にボウイがリリースしたアルバム『アースリング』に収録されて、シングル盤にもなった「セブン・イヤーズ・イン・チベット(Seven Years in Tibet)」という曲が、ここ数年私の中でボウイの重要な曲の一つとして蘇ってきたのです。この同年にはジャン=ジャック・アノー監督による映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』も公開された。原作はドイツ人で元ナチス親衛隊(ナチ党員でもあった)ハインリッヒ・ハラーの自伝『チベットでの七年間』。刊行は1952年。ハインリッヒ・ハラーがチベットで過ごした7年間、ハラーと若きダライ・ラマとの交流を脚色を加えて描かれたもの。当然の事ながら、中国共産党は公開してほしくない作品なので、中国では上映禁止となった。主演はブラット・ピットやデヴィッド・シューリスという米英の有名な俳優たち。またダライ・ラマの母親役を演じたのは、ダライ・ラマの実妹ジェツン・ペマである。

「セヴン・イヤーズ・イン・チベット」の曲について、ボウイ自身は以下のように語っています。

チベットの状況について何か発言したかったんだ。僕は19才の頃ににわか仏教徒になった。半年ほど勉強したかな。実に素晴らしいチベット人たちと知り合った。ロンドンのチベット協会でのことだ。その中の一人とは数年間付き合いを保っていた。彼の名前はチメ・ヨン・ドン・リンポチェといい、ロンドンの大英博物館の翻訳者なんだ。当時僕が非常に影響を受けていた本にハインリッヒ・ハラーというドイツ人の『チベットでの七年間』というのがあった。彼はごく初期の内に実際にチベットに行った西洋人の一人だった。この本の卓越した実在感と実に崇高な哲学は感動的だ。何年たっても忘れることのできない本だった。そこで僕は近年チベットで起こっている政治的状況に、音楽を通じて何らかの関わりを持ちたいと思った。この曲は家族を殺され、自国内で無力化させられている若いチベット人たちの絶望感や苦悩を表現している。敢えて具体性を追求しすぎないようにした。表現主義的なレベルの歌詞の方がより効果的だからだ。曲全体から漂う雰囲気を感じ取ってほしい。

デヴィッド・ボウイ
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チベットハウスでのトニー・ヴィスコンティとデヴィッド・ボウイ
US ベネフィット・コンサート にて(2001年)


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by bowieworld | 2016-01-16 12:38 | ボウイに付随する私的な想い

『セブン・イヤーズ・イン・チベット SEVEN YEARS IN TIBET』 ~ 今の日本の危機を想う

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「麗かな憂鬱・時の鐘よ鳴れ」にて、『デヴィッド・ボウイ / セヴン・イヤーズ・イン・チベット DAVID BOWIE / SEVEN YEARS IN TIBET (1997年)』の曲に付随する私の想いなど、そして連想ゲーム癖ゆえに、『デヴィッド・ボウイとドイツ表現主義★エーリッヒ・ヘッケル:ERICH HECKEL』のことを「クララの森・少女愛惜」にて少し綴りました。



●音楽やアート好きが政治的発言をしてはいけないのでしょうか?そんな愚問が私には壁でもありました。そんな筈はなく、私の好きな世界はすべて私の人生と関わりのあるものたち、とても大切な。デヴィッド・ボウイ!我がカリスマ!ボウイがなぜ、『セブン・イヤーズ・イン・チベット SEVEN YEARS IN TIBET』を1997年に発表したのでしょうか。スーパースターのボウイがこのような政治的メッセージを発することは大きな意味があります。また、チベットを、ダライ・ラマを弾圧し続ける、一党独裁の中国共産党にとっても喜ばしいことではない。そんな曲を、ボウイは『アースリング』のアルバムに収録のみならず、シングルカットとしてもリリースされた。静かなるボウイの心の叫び、全世界の人々への問いかけではなかったのでしょうか。

ボウイの歌詞は抽象的で、訳詞不能なものも多い。感じ取ること!それがボウイの音楽が好きかどうかの分かれ道な気がずっとしています。私の好きなアーティストは総じてそのような「理解」より「感じ取る」、言葉は伝達の上でとても重要ですが、詩の無い音、旋律で伝える言葉を超えた響きもある。私の嫌悪する覇権主義の中国共産党はチベット、モンゴル、ウイグル、台湾、インド、そして次は日本を標的にし、既に日本国内の土地やメディアを侵略しているではないですか!日本の報道は伝えない。当然でしょう!日本の経済界や大企業方は大事な中国マネー、利益、保身ゆえに自国を売る行為であることでさえ判断もできなく麻痺されているのです。ようやく日中国交正常化40周年などが夢物語である現実を知り始めたところ。心ある企業は中国からインドやミャンマーなどにシフトを始めました。賢明です。中国共産党のみならず、私が嫌悪するのは日本国内にいる日本人として生きながら、意図的に政治的目論みで日本を貶める事を是として行動している反日分子が多数存在することです。それも、表面的には「平和」だの「人権」だの「命」云々。

バブルの時代、私の世代は一番下っ端でお仕事だけは途切れることがない程忙しく、残業が当たり前でした。でも、私なりに学びの時期でしたし一生懸命働いていたと思えます。その後、今の日本はどうでしょう!私はもう良くて、次世代のさらにその次の世代...と先人方から脈々と続く日本に心を傾けることを優先して生きてゆきたいです。今20代、10代のお若き人々は就職難でアルバイト生活でどうにか生きている。世代感で語りきれないものがある。それは受け継がれゆくもの、それは守るべきものでもあります。最もタブーであり無関心を装おう処世術を身につ付けて大人になってしまった私のような世代にも責任は大きいのです。自戒の意を込めて!皆で考えなくては!声を出してゆきましょう。ダメでしょうか?論争や意見の異なる同士が罵倒し合うのではなくて、会話、語らい、連携できることに寛容に。それは嘗てあった連帯であり共同体へと繋がる。

私が石原慎太郎氏を好きだと云うと、驚きを隠せないお方も居られますが、皆賢明なお方が多く直ぐに「そうだよね」とか「ちょっとびっくりしたけれど、僕も慎太郎好きだよ」とか、意外とボウイ好きで石原慎太郎好きなお方が予想以上に多く嬉しい反応を頂いている今日この頃なのです。中国からすると嫌な存在の東京都知事であること、よって偏狭な情報操作が長年策略として仕掛けられてきたこと、ニュースにならないけれど幾度も都知事の暗殺説が流れること...日本は情報戦に於いてとても中国にも韓国にも遅れを取っていると思います。「アジア大都市ネットワーク21(ANMC21)」という会議はあまりニュースで取り上げられませんが、石原氏が東京都知事になられ直ぐに開始され継続されている重要なものの一つです。このアジアで環境問題などを共に考えようという石原都知事提唱の動きに中国は加盟していません。今年からはロシアも参加加盟となり、都知事も歓迎されていました。中国はなぜ加盟しないのでしょう。出来ないのですね。アジア諸国のみならず、アフリカやヨーロッパにまでその覇権主義政策を続けており、環境汚染は大変な国内問題です。日本で反原発も良いですが、数々の核実験による黄砂が今も日本にも影響していることを忘れていませんか?中国は今後、原発建設を加速化と打ち出しています。韓国もですね。日本の技術より劣る管理能力は恐怖です。福島を東北を風評被害で煽る国内の人々の愚劣さにも嫌悪します。

東日本大震災の復興を命懸けでするとおっしゃった野田首相はまだ引き伸ばし作戦で延命に必死なご様子ですが、いい加減にして頂きたいです。毎日生きることが精一杯な国民がどんなに多いことか。中国なんて経済大国2位(日本を抜いたと喜んでおられます)が、共産党幹部の一部の人達が巨大な富を得、海外に家族は移住、せっせと先を読んで行動されていますね。情報統制されていますので、反撥すれば政治犯とか国賊扱いで重刑を科せられるお国です。人間としての最も尊い「自由」がないのです。私は中国で民主化運動をされている人々を支持しています。また、貧しい農民たちご家族の悲惨な生活や汚染された環境を憂慮します。

個人間の交流に国籍や人種は関係ない。けれど、国家間は区別して考えなければ。そして、国家なんて関係ない...などという暢気な思考はそろそろベクトル修正しなくては。「私」とは家族へ、隣人へ、それは国家へと繋がるもの。なので、大切な東北の土地や海、日本の領土である尖閣諸島の危機は死守なのです。尖閣を中国が奪うと次は沖縄、そして本土へと、一点突破。そのことを石原都知事は幾度もおっしゃる。「日本をチベットにしたくない」と。都合の良いレッテル貼りがお好きな方々は石原氏を反中だとか右翼だとか。何も知らないので呆れます。石原氏は日本を守る意味での保守主義ですが、政策やイデオロギー的には中道或いは、左派、リベラルだと思います。なので、右からも左からも非難される局面に遭うのです。保守、それに自由主義的思想が強いお方だと思っています。なので、英国発の保守自由主義者、その思想を受け継ぎながらも特異な石原慎太郎流の哲学となり生の人、実存主義者としての姿から捉えると見えてくるものがあるように感じています。兎に角、論じ難い巨星です。知人のフランス人のお方が、「石原都知事は日本の宝です」と伝達してくださいました。日本人より海外のお方の方が日本を心配してくださっているのかもしれません。襟を正す思いでそのお言葉にお礼を伝えました。寛容に色々な人々の言葉、立場での語らい。嘗ての先人方はそうして共闘して来られたのですものね!温故知新は学びの源です☆


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by bowieworld | 2012-10-17 18:01 | 素晴しきアルバム・楽曲たち