タグ:2000年代 ( 6 ) タグの人気記事

ボウイのいない朝を迎えても・・・★

f0004532_11084374.jpg
★ボウイの死から3日目の朝を迎えた。こんな数え方嫌だな...でも数えてしまうのです。そして、やはりボウイって人間の姿は仮の姿であって、どこか遠い星へ帰って行ったのかも?と。ボウイが好きになり無我夢中だった。何に?って、ボウイに!なのであの小娘の蒼い刻が昨日のことのように蘇るのです。級友たちは恋に芽生え青春謳歌している中、私はボウイに恋していたのだと思います。「デヴィッド・ボウイ」というこの世の者とは思えない「美」の存在に。当時から、こんな私を友人たちは「変わってる」とか「現実を見ないと」...云々。あれから30数年経た今の私も然程進歩しているようでもないけれど、好きなもの、尊いと思うものが刻まれ深くなっている気はします。その心の核にボウイはしっかり在る。消えることなど無い。ゆえに、ボウイのいない朝を迎えても・・・これからも私の人生と共に在ることには何ら変わりはないのだと。幸せ者です。

ボウイの死因は肝臓癌だったとの報道。私の父もそうでしたので壮絶な痛みとの苦闘の最期を想います。生き貫く姿をふたたび見たようで、父とボウイの死がオーバーラップしてしまいます。ボウイも延命治療など望まなかったのでは、などと想像したり。人が自分の死を覚悟する。その感覚はかっこいいけれど愛する人の死への想いは人それぞれ違うのでしょう、家族内でさえ。ボウイはご自身の死を覚悟した上で作品を私たちへの贈り物として遺してくださった。その強い意志が、心が託された作品が『★ ブラックスター』であり、ミュージカル『ラザルス Lazarus』である。下の写真は『ラザルス』の初日(12月7日)のもので、ボウイの公の場では最後のもののようです。

ボウイが死を以って遺してくださったものは、これからますます不穏で混沌とした世界を生きる私たち、子供たちへのメッセージでもあるようです。まだ一緒に生きて欲しかったけれど...☆

以下、2つの興味深い記事を引用させて頂きます。
f0004532_11100009.jpg
デヴィッド・ボウイの共同制作者「1年以上前に肝癌だと告げられた」

12月にNYで上演がスタートしたミュージカル『Lazarus』をデヴィッド・ボウイと共同制作したイヴォ・ヴァン・ホーヴェ舞台監督が、ボウイの最期の日々について語った。監督は、「1年と3ヵ月以上前に、彼(ボウイ)から肝癌を患っていると告げられた。彼自身が知ってすぐだ」と、オランダのラジオ局NOS.nlに話した。ボウイは、制作現場に常に立ち会うことはできなくなるかもしれないと考え、監督に告げることにしたようだ。彼は「僕らは来年、集中的に作業しなくてはならない。もし僕がそこにいられないとしたら、これが理由だってことを知っておいてもらいたい」と話したという。ボウイは『Lazarus』の初日(12月7日)、キャストや監督とステージに立ち、観客からの拍手に応えた。これが公の場での最後の姿となった。壇上のボウイは元気なように見えたが、実際はとても具合が悪かったそうだ。ヴァン・ホーヴェ監督はこう話している。「彼は元気そうだと報道されたが、舞台裏では極度の疲労のため倒れていた。そのとき、僕は悟ったんだ。彼に会うのはこれが最後かもしれないって」それ以前のリハーサルでも、身体的にはとても弱っていたそうだ。しかし、「精神的にはそうじゃなかった」と、ボウイは作業を中止するのを拒み、病と「獅子奮迅の勢いで闘っていた」という。監督はまた、『The Times』紙のインタビューで、ボウイは最後まで創作活動を続けようとしていたと明かしている。「(舞台挨拶の日)彼はとても弱っていて、ステージから降りたとき椅子が必要だった。でも、彼はこう言ったんだ。“さあ、次のを創ろう”って」ボウイが死を覚悟の上、制作した作品はもう1つある。遺作となったニュー・アルバム『★(Blackstar)』が、亡くなる2日前、彼の69歳の誕生日だった1月8日にリリースされた。

引用:BARKS 2016-01-13 17:54:34



『ラザルス』 レポート

物語は小説から40年後の世界が舞台。マイケル・C・ホールが演じる地球に留まったままのニュートンは、死にきれない魂を抱えている。だから物語は、彼に安らかな結末を迎えさせてあげたい、宇宙に返してあげたい、という内容のもの。物語のキーは、彼を宇宙に返してあげたいと思う“天使"に出会うこと。ソフィア・アナ・カルーソがその“天使"をイノセントにフラジャイルに、美しく演じている。

ミュージカルは、アルバムからの新曲でもある「ラザルス」で幕開けするのだが、この歌詞がさっそくスゴい。「ここを見て/僕は今天国いる」「僕は傷を抱えている。誰の目にも見えない/僕はドラマを抱えている。誰も奪うことのできない/すべての人がもう僕が誰なのか知っている」「僕にはもう失うものなどない」と。すでに発表されているシングル「★」も彷彿とさせるジャズに影響されたと思われるが、しかし不惑な世界を象徴するようなナンバー。素晴らしいのは、主演のニュートンが歌い出した瞬間、ボウイが歌っているようにしか聴こえなかったこと。彼は、ボウイを自分の中で取り込み、しかし安っぽいマネに陥ることなく、ボウイの歌を絶妙なバランスで彼なりに体現していた。そしてこの歌がさっそく舞台全体のトーンである、ディストピアとも言える、破綻した世界観を映し出していた。ステージはスタイリッシュだが、非常にシンプル。ベッドと外の世界を映し出す巨大なTVスクリーン、そして、レコードプレーヤーと、ボウイのアナログ盤が置かれていた。そのミニマルなスタイルが、正に世界の孤独を表していたようでもあり、また舞台の隅々にボウイの分身がいるようだった。さらに、舞台の背景には、ガラス越しに、サックス奏者も含めたバンドがいて、彼らの姿も見えるようになっていた。

主人公のニュートン以外の出演者も最小限だが、この舞台のユニークだったところは、彼らの断片的な情報の台詞に観客が混乱しそうになったと思えた瞬間に、ボウイのヒット曲「チェンジス」などが歌われるという感動的な構成になっていたこと。つまり、目の前に暗黒が見えた瞬間に、ボウイの曲が観客への光となって照らす役割を果たすのだ。しかも、たった200人の小さな劇場で、俳優達が、生で、大音量でボウイのヒット曲を歌うのである。そのエンターテインメント性と言ったら破格で、でもだからこそ、シュールな物語とのギャップに、迷宮に入り込んだ錯覚に陥るという素晴らしい構成になっているのだ。ボウイの曲は、サックスなどが入ったジャズっぽいアレンジで演奏されることもあった。しかし、それぞれの曲が、その時のシーンを見事に反映していた、というのも、興味深いところだった。そういう意味では、この舞台は、ボウイが一貫して描いて来た物語の延長線上にあるとも言える。TVスクリーンに映し出される奇妙な映像は、ニュートンの混乱した心理の混乱を映しだすこともあったし、またはメディアの混乱を映し出すこともあった。登場人物達の人格は、物語に複雑な視点を与え、物語を進行させる機動力となっていた。ダークなディストピア的な舞台は、ボウイらしい世界観であり、しかし、そこで展開される物語は、主人公の孤独、そしてだからこそ人と繋がりたいという思い、そして愛。しかし、その愛が不条理な暴力によって破壊されることについてである。ただ、主人公は、最後に、美しく悲しい結末を迎える。「ヒーローズ」に終わるこの物語で、ボウイは地球に対して何を言いたいのだろうと思わせるエンディングでもある。

ボウイは、これまで自身が様々なペルソナになって、時代の物語を反映してきた。ここで映し出された世界観というのは、恐らく彼に今見えているカオス化した世の中を映し出す物語であり、それがあまりに混乱しているため、ミュージカルというある種大げさな物語にまでして語る必要があると思ったのだろう。そして、この物語の出発点となった「ラザルス」が新作『★』にも収録されているように、このミュージカルと新作には、兄弟のような親密な関係性があるのではないかと思うのだ。ジャズ的なサウンドで世界の混沌を表し、しかし、その力強い曲が観客に光となるような、ボウイの新たなペルソナの地球への帰還を益々期待させてくれるようなミュージカルだった。

Text by Akemi Nakamura

【『ラザルス』で使用された楽曲(※舞台使用順)】
01.Lazarus(新曲)
02.It's No Game
03.This Is Not America
04.The Man Who Sold the World
05.No Plan(新曲)
06.Love is Lost
07.Changes
08.Where Are We Now?
09.Absolute Beginners
10.Dirty Boys
11.Killing A Little Time(新曲)
12.Life On Mars
13.All the Young Dudes
14.Always Crashing in the Same Car
15.Valentine's Day
16.When I Met You(新曲)

引用:デヴィッド・ボウイの最新シングルと
同名舞台作品『ラザルス』のレポートが到着
OK Music 2015.12.20 18:00


[PR]
by bowieworld | 2016-01-14 10:10 | ボウイに付随する私的な想い

世界最強の狂おしく美しきロックスター★デヴィッド・ボウイ死す!

f0004532_18152410.jpg
★美の殉教者のような美しき我がヒーロー!デヴィッド・ボウイが亡くなった。古き良き理解者の友人からの知らせで知りました。今もなにかポカンとした気分で、久しぶりに『ボウイ館』を更新しています。2016年1月8日に69歳のお誕生日を迎え、新作アルバムがリリースされたばかりの訃報。世界中の多くのボウイ・ファン、ボウイ・チルドレンのために闘病の中、遺作『ブラックスター BLACKSTAR』は贈り物。意味ありげなジャケットにボウイのメッセージが込められているのでしょう。「人気ロックスター」などという陳腐な形容は似合わない異色のスター。不思議なスター。美しき表現者、デヴィッド・ボウイ!

中学生の頃からの一等大好きなアーティスト。ボウイのお陰で今の私が在る、と断言できる。そして共に生きている愛しき小さなお店ヴェルヴェット・ムーン VELVET MOONも然り。ボウイが死んでしまったなんて...でも、これからも私の人生、ボウイと共に生きていくことに何ら変わりはないのだと思います。ただ、もう新作が聴けないこと、嘸かしダンディであろう美老人のボウイのお姿を拝見することはない。最期まで美を貫いた、世界最強の狂おしく美しき男、デヴィッド・ボウイの死を哀悼!そしてボウイから多くの事を学び、思考して生きて来ました。ありがとうございます!

(我がカリスマ、2016年1月10日永眠の訃報に記す)


f0004532_23025731.jpg


[PR]
by bowieworld | 2016-01-11 19:03 | ボウイに付随する私的な想い

デヴィッド・ボウイ様☆66歳のお誕生日おめでとうございます☆そして10年ぶりの新作発売決定に歓喜!

f0004532_5341644.jpg
★デヴィッド・ボウイという響きと共に30余年の月日が流れ、今、そしてこれからもボウイから色々な影響を受けながら私のちっぽけな人生は在るのでしょう。デヴィッド・ボウイという固有名詞を耳にしたり活字で出会ったりするだけで、今も心ときめくのです。あの感動の「リアリティー・ツアー」の終盤での心臓手術。ボウイがお元気であればそれで良くって、あのお声さえあればピアノだけでも、ギターだけでも、アカペラであってもデヴィッド・ボウイ・ワールドは表現可能。なので、じっとじっと、いつか新曲をって願いながら10年を経ました。

今日はボウイの66歳のお誕生日。おめでとうございます!そして、風邪がぶり返して不調な私にボウイの新作発表の朗報が届きました。通算30作目となるスタジオ・アルバム『The Next Day』が3月に発売されるそうです。プロデューサーは盟友トニー・ヴィスコンティです。先行シングルは『Where Are We Now?』でボウイがご自身のお誕生日に世界中の多くのファンのために届けてくださった、「待たせてごめんね」っていうボウイのお優しいお気持ちだろうと想い、とってもとっても嬉しくて泣いています。半引退状態だというニュースが流れる度に複雑な想いでその記事を読んでいました。私は14歳以降、ボウイの美を根源に生きて来た。進路もお仕事もすべて今の私にボウイが在るのです。それもとても自然な流れで。ボウイに感謝!そして新曲のPVをありがとうございます!


[PR]
by bowieworld | 2013-01-08 23:30 | 美麗ボウイ・お気に入りフォト

『アメリカン・サイコ』の『SOMETHING IN THE AIR (AMERICAN PSYCHO REMIX)』

f0004532_65979.jpg

★私はボウイが大好きである。けれど、洋楽を聴き始める前から映画が大好きで今も音楽と映画は同等に好きであり必要なもの。嘗てはヨーロッパの耽美、頽廃映画、あるいは少年少女が主役の作品ばかりを観ていた(今も優先しているけれど)。歳を重ねるうちに広がっている。ボウイは俳優でもあり、映画の主題歌や挿入歌として使われる曲は膨大に増えている。なにげに観ていてボウイの曲が流れると胸躍る!このメアリー・ハロン監督の『アメリカン・サイコ』(2000年)は、主演のクリスチャン・ベイルを目的に観たもの。なんと驚き!80年代の楽曲たちが次々と出て来る。そんな中にボウイの『Something In The Air』も。この曲は1999年のアルバム『'Hours...'』に収録されていた曲だけれど、この映画ではリミックス曲を提供している。この映画の音楽担当(オリジナル)は、メアリー・ハロン監督の前作『I SHOT ANDY WARHOL』と同様にジョン・ケイル。ボウイはクリスチャン・ベイルと『プレステージ』で共演、ウィレム・デフォーは『最後の誘惑』と『バスキア』で。共に好きな男優さま。ボウイとの映画関連もまだまだ追記いたします。大好きなボウイと音楽と映画のことを♪

下のボウイ映像は1999年のジュールズ・ホラントの英国テレビに出演時のもの。サングラス姿も素敵です!この時期のボウイ(50代初頭)の雰囲気もとても大好きです。PLACEBOとのライヴ映像の頃でもあります。

david bowie - something in the air live


1. You Spin Me Round (Like A Record) - Dope
2. Monologue 1 - John Cale
3. Something In The Air (American Psycho remix)- David Bowie/サムシング・イン・ジ・エアー(アメリカン・サイコ・リミックス) - デヴィッド・ボウイ
4. Watching Me Fall (Underdog remix)- The Cure
5. True Faith - New Order
6. Monologue 2 - John Cale
7. Trouble - Daniel Ash
8. Paid In Full (Coldcut remix) - Eric B. & Rakim
9. Who Feelin' It (Philip's Psycho mix) - Tom Tom Club
10. Monologue 3 - John Cale
11. What's On Your Mind - Information Society
12. Pump Up The Volume - M/A/R/R/S
13. Paid In Full - The Racket (remix)

※これはサントラCDの曲目ですが、映画の中ではロバート・パーマーやジェネシス、フィル・コリンズ他の楽曲も流れます。

f0004532_654659.jpg

アメリカン・サイコ/AMERICAN PSYCHO
      2000年・アメリカ映画
監督:メアリー・ハロン 原作:ブレット・イーストン・エリス 脚本:メアリー・ハロン、グィネヴィア・ターナー 撮影:アンジェイ・セクラ 音楽:ジョン・ケイル 出演:クリスチャン・ベイル、ウィレム・デフォー、ジャレッド・レトー、ジョシュ・ルーカス、サマンサ・マシス、マット・ロス、ウィリアム・セイジ、クロエ・セヴィニー、カーラ・セイモア、リース・ウィザースプーン、ジャスティン・セロー、グィネヴィア・ターナー

<お知らせ>いつもご覧頂いている皆様、ありがとうございます。お気軽にコメントやTBなどにお越しください。このエキサイトさまのコメント機能に認証制が導入されましたが、今のところ私はその設定をしておりません。でも、記事とは無関係、不適切な内容、大きく逸れた内容はお返事の対応ができませんので、勝手ながら削除させて頂くこともございます。どうぞ、ご了承ください。今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします!
[PR]
by bowieworld | 2009-04-27 07:08 | 映画の中のボウイの曲たち

☆あけましておめでとうございます☆今年もどうぞ宜しくお願いいたします♪

f0004532_162493.jpg

★2009年を迎えました。今もボウイは健在なり!!落ちぶれたロックスターでもなく、現役のスーパースター!毎年、新しい年を迎えた時に聴きたくなるのはやはりボウイのお声☆あの繊細で内向する風変わりなデヴィッド・ボウイのお姿を想う。美しい!ただの美形ではない、このボウイの40年を超える軌跡を想う。”美しい”という言葉は表面的な意味だけではない。殊に、ボウイの場合は麗しき容姿に伴う、ずっと美しくあり続けるお方の宿命のようなものも背負ってきたとも想う。”ロック”と”アート”が融合し鬩ぎ合う様はある意味危険なことでもある。それをボウイは体現してきたお方に想う。いつまでもボウイが大好き!何も知らないけれど好きであり続けていることがしあわせ☆”ボウイにロックを感じない”と批判された記事を嘗て読んだけれど、人それぞれ。”ロック”とは?そもそも何だか私は知らない。ただ、デヴィッド・ボウイという稀有なアーティスト、ボウイの表現する世界が好きで、それらから感じる諸々からイメージされる世界。それは美しく、また苦難の道のりでもあり、そして"ロック”という名の殿堂にも属しているのだろう。ボウイはピアノだけでシャンソンも歌えるだろうし、俳優でもあるし、絵描きでもある。この2000年代、60代になったボウイ。大病後、ニュー・アルバムが待たれる...私は何年だって待てる!生かされる宿命にある殉教者のようなボウイのお姿が見れるだけで充分!!

ボウイを愛する皆様、ボウイに興味を抱き始めた皆様、嘗てボウイが好きだった皆様...今年もこのミーハーなボウイ館を宜しくお願い致します♪
[PR]
by bowieworld | 2009-01-02 16:50 | 美麗ボウイ・お気に入りフォト

真にプログレッシヴな狂おしく美しいスーパースター☆

f0004532_11291615.jpg
            ♥カッコ良過ぎ!50代のボウイ★

ボウイはあまりにも有名なスーパースターで多くのファンのお方がファン・サイトを作っておられる。私も、私なりに”美”の化身のような風変わりなロックスター、常に自己と向き合い革新的な活動を続ける姿...に驚愕と生きることへの力を与えてくださる音楽のエネルギーの生き証人のおひとりとして敬愛している。正に”真のプログレッシヴ”なアーティストであり、”カリスマ”という呼称に相応しいデヴィッド・ボウイ(デビッド・ボウイ)。

ディスコグラフィーは『ボウイ館』では要らない程、情報は溢れている。でも、「作った方がいいよ。」と言われたので作ってみようと思う。でも、ブートレグや編集盤(公式ベスト盤は加える予定)は省略(コレクターではないので)。度忘れしていたりするので、抜けていたら追記しよう!

New Waveの父であり、それ以外にも多大な影響を与え続けている(恐るべきことに継続中!)広範囲さを再確認できる。Alternative(オルタナティヴ)やGothic(ゴシック)というキーワードも、ロックを語る時に欠かせない。90年代以降だと、例えば、ナイン・インチ・ネイルズやマリリン・マンソン(マンソンはトレント・レズナーのヴィデオ・クリップに参加していた)をヒーローとして讃えているファンの方々が、ボウイ・ファンでもあることも多い(私の周りだけではないだろう)。90年代のボウイのアルバムは『HOURS』でようやく再評価という批評が多かったように思う。それ以前の大傑作!『アースリング』は海外の評価以上に日本では酷評だったというか大きな話題にもされなかったように思う。ようやく『ヒーザン』『リアリティ』と続く中、徐々にボウイ熱が高まっていった。そんな過程には、英国のNMEが選んだ『最も偉大な英国人』に選ばれたこと(シェイクスピア達と共に名を連ねる!)、映画『ベルベット・ゴールドマイン』、グラミー賞すっぽかしてジョン・キャメロン・ミッチェルの『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の舞台を絶賛と支援、グラミー功労賞も受賞など(英国の爵位受賞は辞退しているのもボウイらしい!)の中、これまで批判していた評論家の方でさえ、フェイヴァリット・アーティストに名を加える今日に至る。

私はボウイが大好き!そして、クラシック・ロックとしてのボウイに安住しない。ボウイ自身がそうであるように。なので、幾多もの形容ジャンル(キーワード)の其々に納得できるし、ボウイよりも若いアーティスト達が連鎖する。それらを書き綴ってみたとすると、膨大な関係図というようなものが作られる様が脳内に貼り巡られる。そのひとつひとつが繋がっていることは脅威であり、どれだけの危険な歩みであり、それらが今日もなお継続中のデヴィッド・ボウイの歴史であると想うと尋常ではない!色々なジャンルのようだけれど、全てどの作品もボウイ・ワールド☆流行に便乗してスタイルをコロコロ変えて来たのではない。でも、ボウイのアンテナはいつも若々しく新しいものに敏感。ずっと想って来たこと、お若い頃からハンサム(美形)だけれど、その美には翳りがある。今60歳のボウイは老いてゆく。大病もしたし、皺も増えた。それでも美しい!殉教者のようにさえ思える程、過酷な道のり。『ヒーザン』以降かな、ボウイの第4期のピーク(黄金時期)だと想う。第3期とよく言われるけれど、私は第4期が2000年前後のボウイだと想う。酷評が続いた折、旧友のミック・ジャガーのインタビューで”デヴィッドは叩かれすぎだと思う”とボウイの作品・試みをミックは評価していた。彼らはずっと闘って来たから。友だからというだけの言葉ではないだろう。『レッツ・ダンス』以降、やっとファン(時代)がボウイに追いついたと言われた。でも、そうではない私。嘗ての宇宙人のようなボウイでは今はないけれど、どうしてもポップさの裏側に悲壮感が付き纏っている。故に”リアル”に想えることがあるので不思議なお方だ!取り留めの無いことばかり綴ってしまったけれど、ボウイの美しさの陰影にも作品との符号を見ることができるので、上の50代のボウイのお写真を拝見し、想いが巡り書き連ねてみたという感じ★ボウイが大好きだけれど、ボウイ・オンリーではない。色々好きな音楽たちがある。その上でかつボウイが一等好きだという揺るぎないものは何だろうとも想う。
[PR]
by bowieworld | 2007-11-02 15:32 | ボウイに付随する私的な想い