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『セブン・イヤーズ・イン・チベット SEVEN YEARS IN TIBET』 ~ 今の日本の危機を想う

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「麗かな憂鬱・時の鐘よ鳴れ」にて、『デヴィッド・ボウイ / セヴン・イヤーズ・イン・チベット DAVID BOWIE / SEVEN YEARS IN TIBET (1997年)』の曲に付随する私の想いなど、そして連想ゲーム癖ゆえに、『デヴィッド・ボウイとドイツ表現主義★エーリッヒ・ヘッケル:ERICH HECKEL』のことを「クララの森・少女愛惜」にて少し綴りました。



●音楽やアート好きが政治的発言をしてはいけないのでしょうか?そんな愚問が私には壁でもありました。そんな筈はなく、私の好きな世界はすべて私の人生と関わりのあるものたち、とても大切な。デヴィッド・ボウイ!我がカリスマ!ボウイがなぜ、『セブン・イヤーズ・イン・チベット SEVEN YEARS IN TIBET』を1997年に発表したのでしょうか。スーパースターのボウイがこのような政治的メッセージを発することは大きな意味があります。また、チベットを、ダライ・ラマを弾圧し続ける、一党独裁の中国共産党にとっても喜ばしいことではない。そんな曲を、ボウイは『アースリング』のアルバムに収録のみならず、シングルカットとしてもリリースされた。静かなるボウイの心の叫び、全世界の人々への問いかけではなかったのでしょうか。

ボウイの歌詞は抽象的で、訳詞不能なものも多い。感じ取ること!それがボウイの音楽が好きかどうかの分かれ道な気がずっとしています。私の好きなアーティストは総じてそのような「理解」より「感じ取る」、言葉は伝達の上でとても重要ですが、詩の無い音、旋律で伝える言葉を超えた響きもある。私の嫌悪する覇権主義の中国共産党はチベット、モンゴル、ウイグル、台湾、インド、そして次は日本を標的にし、既に日本国内の土地やメディアを侵略しているではないですか!日本の報道は伝えない。当然でしょう!日本の経済界や大企業方は大事な中国マネー、利益、保身ゆえに自国を売る行為であることでさえ判断もできなく麻痺されているのです。ようやく日中国交正常化40周年などが夢物語である現実を知り始めたところ。心ある企業は中国からインドやミャンマーなどにシフトを始めました。賢明です。中国共産党のみならず、私が嫌悪するのは日本国内にいる日本人として生きながら、意図的に政治的目論みで日本を貶める事を是として行動している反日分子が多数存在することです。それも、表面的には「平和」だの「人権」だの「命」云々。

バブルの時代、私の世代は一番下っ端でお仕事だけは途切れることがない程忙しく、残業が当たり前でした。でも、私なりに学びの時期でしたし一生懸命働いていたと思えます。その後、今の日本はどうでしょう!私はもう良くて、次世代のさらにその次の世代...と先人方から脈々と続く日本に心を傾けることを優先して生きてゆきたいです。今20代、10代のお若き人々は就職難でアルバイト生活でどうにか生きている。世代感で語りきれないものがある。それは受け継がれゆくもの、それは守るべきものでもあります。最もタブーであり無関心を装おう処世術を身につ付けて大人になってしまった私のような世代にも責任は大きいのです。自戒の意を込めて!皆で考えなくては!声を出してゆきましょう。ダメでしょうか?論争や意見の異なる同士が罵倒し合うのではなくて、会話、語らい、連携できることに寛容に。それは嘗てあった連帯であり共同体へと繋がる。

私が石原慎太郎氏を好きだと云うと、驚きを隠せないお方も居られますが、皆賢明なお方が多く直ぐに「そうだよね」とか「ちょっとびっくりしたけれど、僕も慎太郎好きだよ」とか、意外とボウイ好きで石原慎太郎好きなお方が予想以上に多く嬉しい反応を頂いている今日この頃なのです。中国からすると嫌な存在の東京都知事であること、よって偏狭な情報操作が長年策略として仕掛けられてきたこと、ニュースにならないけれど幾度も都知事の暗殺説が流れること...日本は情報戦に於いてとても中国にも韓国にも遅れを取っていると思います。「アジア大都市ネットワーク21(ANMC21)」という会議はあまりニュースで取り上げられませんが、石原氏が東京都知事になられ直ぐに開始され継続されている重要なものの一つです。このアジアで環境問題などを共に考えようという石原都知事提唱の動きに中国は加盟していません。今年からはロシアも参加加盟となり、都知事も歓迎されていました。中国はなぜ加盟しないのでしょう。出来ないのですね。アジア諸国のみならず、アフリカやヨーロッパにまでその覇権主義政策を続けており、環境汚染は大変な国内問題です。日本で反原発も良いですが、数々の核実験による黄砂が今も日本にも影響していることを忘れていませんか?中国は今後、原発建設を加速化と打ち出しています。韓国もですね。日本の技術より劣る管理能力は恐怖です。福島を東北を風評被害で煽る国内の人々の愚劣さにも嫌悪します。

東日本大震災の復興を命懸けでするとおっしゃった野田首相はまだ引き伸ばし作戦で延命に必死なご様子ですが、いい加減にして頂きたいです。毎日生きることが精一杯な国民がどんなに多いことか。中国なんて経済大国2位(日本を抜いたと喜んでおられます)が、共産党幹部の一部の人達が巨大な富を得、海外に家族は移住、せっせと先を読んで行動されていますね。情報統制されていますので、反撥すれば政治犯とか国賊扱いで重刑を科せられるお国です。人間としての最も尊い「自由」がないのです。私は中国で民主化運動をされている人々を支持しています。また、貧しい農民たちご家族の悲惨な生活や汚染された環境を憂慮します。

個人間の交流に国籍や人種は関係ない。けれど、国家間は区別して考えなければ。そして、国家なんて関係ない...などという暢気な思考はそろそろベクトル修正しなくては。「私」とは家族へ、隣人へ、それは国家へと繋がるもの。なので、大切な東北の土地や海、日本の領土である尖閣諸島の危機は死守なのです。尖閣を中国が奪うと次は沖縄、そして本土へと、一点突破。そのことを石原都知事は幾度もおっしゃる。「日本をチベットにしたくない」と。都合の良いレッテル貼りがお好きな方々は石原氏を反中だとか右翼だとか。何も知らないので呆れます。石原氏は日本を守る意味での保守主義ですが、政策やイデオロギー的には中道或いは、左派、リベラルだと思います。なので、右からも左からも非難される局面に遭うのです。保守、それに自由主義的思想が強いお方だと思っています。なので、英国発の保守自由主義者、その思想を受け継ぎながらも特異な石原慎太郎流の哲学となり生の人、実存主義者としての姿から捉えると見えてくるものがあるように感じています。兎に角、論じ難い巨星です。知人のフランス人のお方が、「石原都知事は日本の宝です」と伝達してくださいました。日本人より海外のお方の方が日本を心配してくださっているのかもしれません。襟を正す思いでそのお言葉にお礼を伝えました。寛容に色々な人々の言葉、立場での語らい。嘗ての先人方はそうして共闘して来られたのですものね!温故知新は学びの源です☆


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by bowieworld | 2012-10-17 18:01 | 素晴しきアルバム・楽曲たち

デヴィッド・ボウイとブレット・アンダーソン (スウェード)★ときめきのツーショット♪

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「麗かな憂鬱・時の鐘よ鳴れ」にてボウイ・チルドレンでもある英国のロック・バンド、スウェードのデビュー時の曲と当時の思い出を少し綴りました。もう20年も経っていることに驚きますが、昨日のことのようです。このスウェードの登場の衝撃以降、あのような音楽的感動は今のところ私にはないのです。そんなに度々あるものではないと思っているので、幾度か出会えたことに感謝しています。

それにしても、この1993年のお写真!ブレットは嬉しそうですね。ボウイはなんでしょう!!ダンディーですね。左手にしっかり煙草もお持ち。身長は同じ位ですね。やっぱりボウイの方に目が行きますが、ブレットも素敵に歳を重ねておられ、今もかっこいいです。ブレットは3rd以降の方がルックス的にはより美しいとミーハー心です♪
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by bowieworld | 2012-07-06 15:19 | ボウイ・チルドレン

ボウイとルー・リード(LOU REED)★その1.

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★ボウイの盟友というとルー・リードの存在も欠かせない。ボウイはヴェルヴェット・アンダーグラウンドのライヴも観ているし、解散後の低迷期のルー・リードを英国で紹介。プロデュースとバックボーカル参加もした『トランスフォーマー』(ルー・リードのソロ第2作目)の中の『Walk On The Wild Side ワイルドサイドを歩け』は、ルーの過去最大のヒット曲となる。今でもロック名曲というと挙がる素晴らしい楽曲!このツーショットはこれまた仲の良さが表れていて好きなもの。ボウイとルーのこともまだまだ追々に♪

David Bowie & Lou Reed - Queen Bitch


David Bowie & Lou Reed - Waiting For the Man


※1997年のボウイの50歳のバースディ・コンサートにゲスト出演したルー・リードとボウイの場面は、その日のハイライトであったと思う。上最初の画像はボウイがルーに捧げた曲と云われている『Queen Bitch』、その下はヴェルヴェット・アンダーグラウンドの『Waiting For the Man』。共にロック偉人!50代のお二人のさり気なくお互いを讃え合うかのようなとても素敵な雰囲気です。美しい友愛をここにも見る私☆
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by bowieworld | 2009-05-08 11:32 | 盟友・旧友・関連アーティスト

ミック・ロンソン:MICK RONSON★フォーエヴァー!(その2)

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「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」で忘れられないのはやはりミック・ロンソンとイアン・ハンターの登場場面。最近になり、こちらのサイトにYouTubeが貼れるようになりましたので、以前のミック・ロンソン★フォーエヴァー!の追記のようなものです。歴史的瞬間と言えると想います。1972年のボウイがモット・ザ・フープルのアルバム『すべての若き野郎ども』をプロデュースした中のタイトル曲(作詞・作曲はボウイ)。クィーンとボウイ(ここではサックスとバック・ヴォーカル)、ミック・ロンソン(リード・ギター)、イアン・ハンター(ヴォーカル)、コーラスの中にはジョー・エリオット(デフ・レパードのことはほとんど知りませんが、ボウイの大ファンであると知り嬉しいです)も。途中、ボウイがロンソンに何か話しかけに行きます...ボウイとロンソンが寄り添うシーンがまた観れたことに感涙してしまったものです。ロンソンとイアン・ハンターの縁も深いものです。モット・ザ・フープルのメンバーとして参加していた頃もありますし、連名でのアルバムもあります。

続いて『ヒーローズ』が演奏されます。動画は便利ですが音量差があります。ボウイのバックはクィーンとロンソン(リードギター)です。風になびくロンソンの髪、お姿が美しいです!最後にボウイは”祈り”を捧げます。ボウイとロンソンによる『ヒーローズ』が聴けること、観れることに感慨深いものがあります。ミック・ロンソン☆フォーエヴァー!!

Bowie-Ronson-Hunter-Queen/All the Young Dudes


Bowie-MickRonson-Queen/Heroes

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by bowieworld | 2008-10-14 08:33 | 盟友・旧友・関連アーティスト

『アンダー・プレッシャー』 ボウイ&アニー・レノックス 『フレディ・マーキュリー追悼コンサート』にて

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クィーンとボウイとの共作(作詞はボウイ)『Under Pressure』 は過激な内容だとされ、英国でも放送禁止になっていると当時雑誌のニュース欄で読んだ。MTVだったか何かの番組でそのビデオ・クリップを観たのだけれど、ボウイが出てこないのでガクンとなった。でも、なにかを感じたし好い曲だなあ~と。でもボウイのアルバムには収録されずにクィーンのアルバムに入っていると知りそのアルバムを買った。そして、シングル盤にもなっていたのでそれも買った。

クィーンを知ったのはテレビの来日情報でだった(初期から本国より日本では人気だったそうだ)。まだ子供時代でコンサートに行ったことなどない頃。何度目かの来日だったのだろうけれどはっきり分からない。ただ、英国の貴公子たち的な容姿の頃でフレディも長髪だった。その絵が何故か焼き付いていたようで、後に行きつけのレコード屋さんの片隅の輸入盤を一枚。最初は『華麗なるレース』だったように想う。その後、立て続けに『ジャズ』や『オペラ座の夜』を買ったのでごちゃごちゃ遠い記憶。ジョン・レノンの曲を聴いた時、ボウイを初めて聴いた時のような感動はその時は得られなくて、でもフレディのヴォーカルは焼きついた。そうして、次第にクィーンはアメリカでも大人気となり、モンスター・バンドとなり世界に君臨していたと想う。でも、1991年11月24日にフレディはエイズにより死去されてしまった。どのくらいの人達がその死を悲しみ今も忘れずにいることか...。
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そうして、翌年1992年の4月20日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムにて追悼コンサートが行われた。7万人とも8万人とも言われるファンが集まり、出演者も豪華!ボウイは3曲。その中の一曲は『アンダー・プレッシャー』だった。フレディのパートはアニー・レノックス。私はアニー・レノックスが好きなので、アニーが”女版ボウイになりたい”と語っていた嘗ての言葉も忘れない。なので、この共演は嬉しいものだった。このコンサートにはミック・ロンソンもイアン・ハンターもロバート・プラントも...出演されたので書きたいことは色々あるけれど。先ずはリハーサル風景の映像を。ボウイは煙草を手にいつでもお洒落。後ろにはイアン・ハンターも映っていた。またそのリハを見つめる中に出演者でもあるジョージ・マイケルがいて大先輩のリハを真顔で見つめながら一緒に口ずさんでいる。横のお方は彼氏さまかな...とか気になったけれど、ジョージ・マイケルも歌が上手いけれどほとんど知らない。しかし、ワムの『ラスト・クリスマス』は甥が小学生の頃に学校で聴かされ気に入っていたようだったので、凄いと想った。

Under Pressure/Bowie and Lennox


そして、本番。アニー・レノックスのメイクと黒い美しいドレス姿に感激!ボウイは嘗てクィーンのライヴで共演した時と似たスーツ姿。そして、胸にはリボンが付いている。このリボンはリハの時からおふたりとも。アニーのリハのファッションも素敵だけれど。そして、歌いながら感情が入ってゆく様はボウイに抱きつきお顔もくっついている。ボウイは流石にアドリブなので驚いただろうけれど、クールでその大舞台を続ける...プロフェッショナルなエンターテイメントをこの美麗なお二人の場面で感じた。そして、アニーのその時の感情を勝手に想像しまた感動したりしていた...。

David Bowie&Annie Lennox&Queen
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by bowieworld | 2008-10-13 07:45 | 盟友・旧友・関連アーティスト

BOWIE & PLACEBO

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PLACEBOが大のボウイ・ファンであるのは有名。ボウイに影響を受けかつ、その敬愛ぶりを思いっきり放つPLACEBO(プラシーボ)に好感を持つ。この曲『Without You I´m nothing』は1998年のPLACEBOのアルバムに収録されている。そして、1999年にボウイがヴォーカル(デュエット)参加したシングルが発売された。曲も良いのですが、さらにBrian MolkoとBowieのヴォーカルの調和、ハーモニーはとても美しい!PLACEBOのライヴにゲスト出演してのこの曲の映像がとても好き!最後に抱き合うシーンとか嬉しい♪PLACEBOも好きなバンドだけれど、ボウイはやっぱりカッコイイ!そしてお声(ヴォーカル、表現力)がたまらなく大好きです★

Placebo and David Bowie - Without You I'm Nothing


映画『ベルベット・ゴールドマイン』(ボウイの曲名)ではPLACEBOはT.REXのカバーでサントラにも収録されていたけれど、ボウイとのこれまた素敵な(PLACEBOのメンバーの中にボウイがいる映像って違和感がなく、色彩や空気も自然)共演ライヴ!曲はT.REXの『20th Century Boy』のカバーです!ボウイのファッションがまた素敵です☆

PLACEBO feat. DAVID BOWIE/20th Century Boy


※YouTubeでしか観れない画像は感謝しなくては!と侮ってはいけないと反省しています。そして、それを機に作品やソフトを通じて聴いたり観たりされているお方も多いのだろう。殊に、ボウイのアルバムはコンセプト・アルバムもあるので是非!アルバムを通して表現される世界を堪能していただきたいと想うのです。そして、ボウイに映像は欠かせないもの(60年代からビデオ・クリップを製作していたお方!殿堂入りされています)で、美麗なので映像も貼ってゆきます♪
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by bowieworld | 2008-10-12 05:49 | ボウイ・チルドレン

ミック・ロンソン:MICK RONSON★フォーエヴァー!(その1)

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ボウイの40年を超える軌跡(継続中!)の中に於いて、絶対に忘れてはならない(忘れるはずのない)盟友たちがいるけれど、ミック・ロンソンは永遠だ!ボウイの旧友にはミックがお二人おられるのだ。私は通常”ミック”というと”ミック・ジャガー”で、ミック・ロンソンはフルネームで呼んでいるようだ。グラムロック時代、モット・ザ・フープルと共に。ミック・ロンソンは1946年5月26日、英国のヨークシャー生まれ。本名はMichael Ronson。1993年4月29日に享年46歳の若さで他界してしまった。90年代に入り肝臓癌による死だった。早くミック・ロンソンのアルバムのことを!と想ってはいたのだけれど、残された3枚のソロ名義のアルバムの内の遺作からになってしまった。全く個人的な事柄とあまりにも大きく重なっているので、ちょっと辛い。私の敬愛する父も肝臓癌でミック・ロンソンが亡くなった約3ヵ月後に他界してしまった。先に母が病に伏していた。その頃頻繁に聴いていたアルバムはボウイの『ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ』や、P.J.ハーヴェイやSUEDEにTeenage Fanclub、そして、フランソワーズ・アルディだった。まだ小さな甥の優しさと無邪気さが私の涙を拭ってくれていた。ボウイやアルディの曲を私のお部屋で一緒に聴き、踊ったりしていた。今は大きくなったけれどそれらの曲をちゃんと覚えてくれている。甥ながら親友と呼び合っている大好きな子。こんな個人的な事が好きなアーティストやアルバムの想い出と重なってしまっているのは幸か不幸か...。
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ボウイとミック・ロンソンの仲なので、『ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ』で再び共演したミック・ロンソンの病気のことをボウイは承知だっただろう。また、その前年にはクィーンのフレディ・マーキュリーがエイズで亡くなっているのだ。追悼コンサートにブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーの3人と、友人や影響を受けたアーティスト達が集まり7万とも8万人とも言われるファンの中、ボウイは3曲歌っている。クィーンが唯一アルバムで連名で共演したアーティストはボウイだけだと想う。ロジャー・テイラーは中でもボウイをとても尊敬してるという。ボウイが詞を担当したけれど放送禁止となった。でも、全英一位!その「アンダー・プレッシャー」のフレディのパートをアニー・レノックスが見事に歌った。”女版ボウイになりたい”と仰っていた麗しいお方。そして、「ヒーローズ」ではミック・ロンソンもギターで一緒に。そして、ボウイがモット・ザ・フープルの為に書いた「すべての若き野郎ども」をクィーンの3人とイアン・ハンター、ボウイはバックヴォーカル、ミック・ロンソンはリードギター!もう有り得ない正しく夢の共演が実現した。その「すべての若き野郎ども」が、ロンソンの遺作の『ヘブン・アンド・ハル』のラストに収められている。未完のまま亡くなってしまったこの遺作は、こうした友人やロンソンの家族の協力の下発売に至ったのだ。
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ボウイは感情をストレートに表に出さないお方。なので、時に冷たいように想われることもあるかもしれない。でも、ボウイ・ファンはボウイがそれらの哀しみが内に向かい秘められている愛を知っていると想う。クールで冷静なボウイはカッコイイけれど、誤解もされるところかも。
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1. Don't Look Down ドント・ルック・ダウン
2. Like a Rolling Stone ライク・ア・ローリング・ストーン
3. When the World Falls Down ホェン・ザ・ワールド・フォールズ・ダウン
4. Trouble With Me トラブル・ウィズ・ミー
5. Life's a River ライフ・イズ・ア・リヴァー
6. You and Me ユー・アンド・ミー
7. Colour Me カラー・ミー
8. Take a Long Line テイク・ア・ロング・ライン
9. Midnight Love ミッドナイト・ラヴ
10. All the Young Dudes すべての若き野郎ども

ボウイはボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」でリード・ヴォーカル参加している。その他、ジョー・エリオット、クリッシー・ハインド、ジョン・クーガー、イアン・ハンター達のヴォーカルも聴ける。インスト曲もとても素晴らしくて深い余韻を残すもの。

何故でしょうね...ボウイと同世代の、共に生きてこられた(道は其々だけれど)方々がお亡くなりになってゆく。でも、ボウイもイギーもルー・リードも、ストーンズもマリアンヌもパティたちは今もなお毅然と健在なり!人其々のロック感のようなものがあると想う。どれも間違いなどはないと想う。私はボウイが大好き!そして、多くのボウイを愛するお方や興味を持たれるお方とその素晴らしさを共有できたなら...と想う。知識が一番ではない。知らないことはいっぱい。ボウイだけではなく心に届く音楽たちを愛しています。ボウイがフレディの追悼コンサートでそのような気持ちを少し語っておりましたよね。”クィーン”も”ZEP”もみんな共に歩んできた仲間たちだというような。ボウイがたまらなく好きですが、そのボウイのお気持ち、ストーンズの初来日時に映し出された亡くなってしまった仲間たち(まだ生きているボウイが映し出された時飛び上がった!!)、みんなロック遺産。誰が一番とかそういうのではなくて、それぞれに後継者を生んでゆく。なんて!素敵なことだろう!去年だったかな?グラスゴーでTeenage Fanclubがボウイのカバーをしていたのだそうだ!!モリッシーやブレットなら当然みたいだけれど、これです!!音楽が継承されてゆく姿は様々で、ボウイは特にユニークで多様。アズテック・カメラのロディ・フレイムは『ジギー・スターダスト』を聴いてギターを始めたという。マーク・アーモンドは少年時に「ジギー・ライヴ」を観て感化されたという。ジョー・ストラマーは原点はストゥージズだと語っていた。元ルースターズの花田裕之さんの好きなギタリストにミック・ロンソンもいる☆

”ミック・ロンソン”のことを綴り始めるのにとっても時間が掛かりました。でも、まだまだ言い尽くせない程。中学生になり「ミュージック・ライフ」や「ロッキング・オン」を読み始めた。「ミュージック・ライフ」では毎年人気投票が行われ、クィーン全盛、ハードロックや英国の若きパンク以降のNew Waveたちも紹介されていた頃。必死で好きなギタリストに全くランクインしない”ミック・ロンソン”や”トム・ヴァーライン”の名を書いて投函していたものです。勿論!好きなシンガーはボウイ!!ボウイはそんな時代でも必ず10位までには名を連ねておられたのは嬉しかったのです。”ミック・ロンソン”のこと、知らない内にこんなに好きだったのかあ!!と涙がとまらない。不思議な感じ。フレディの追悼コンサートでクィーンとボウイと一緒に「ヒーローズ」でギターを弾いていたミック・ロンソン。あの時に着ていた白いシャツは、吉井和哉さんがミック・ロンソンのご家族のお方に頂いたのですって!素敵☆フトドキ者の私はイエロー・モンキーの音よりも先に吉井さんの解説で胸を熱くした。その最初はこの『ヘヴン・アンド・ハル』でした。ロンソンの白いシャツのお話や、クィーンがモット・ザ・フープルの前座だったお話、クラッシュのミック・ジョーンズもモット・ザ・フープルの大ファンだったことなどは、キース大好きなお友だちに教えて頂きました。

また、ミック・ロンソンのこと、フレディやクィーンのこと、その他まだまだ追々にと想っています。上のサックスを持ったボウイとミック・ロンソンのツーショットのお写真はピーター・ガブリエルによるもの☆

『音楽と映画の宝石箱』にボウイとミック・ロンソンの映像を掲載させて頂きました(残念ながらこちらのサイトはyoutube禁止なので)♪
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by bowieworld | 2008-05-11 01:39 | 盟友・旧友・関連アーティスト

真にプログレッシヴな狂おしく美しいスーパースター☆

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            ♥カッコ良過ぎ!50代のボウイ★

ボウイはあまりにも有名なスーパースターで多くのファンのお方がファン・サイトを作っておられる。私も、私なりに”美”の化身のような風変わりなロックスター、常に自己と向き合い革新的な活動を続ける姿...に驚愕と生きることへの力を与えてくださる音楽のエネルギーの生き証人のおひとりとして敬愛している。正に”真のプログレッシヴ”なアーティストであり、”カリスマ”という呼称に相応しいデヴィッド・ボウイ(デビッド・ボウイ)。

ディスコグラフィーは『ボウイ館』では要らない程、情報は溢れている。でも、「作った方がいいよ。」と言われたので作ってみようと思う。でも、ブートレグや編集盤(公式ベスト盤は加える予定)は省略(コレクターではないので)。度忘れしていたりするので、抜けていたら追記しよう!

New Waveの父であり、それ以外にも多大な影響を与え続けている(恐るべきことに継続中!)広範囲さを再確認できる。Alternative(オルタナティヴ)やGothic(ゴシック)というキーワードも、ロックを語る時に欠かせない。90年代以降だと、例えば、ナイン・インチ・ネイルズやマリリン・マンソン(マンソンはトレント・レズナーのヴィデオ・クリップに参加していた)をヒーローとして讃えているファンの方々が、ボウイ・ファンでもあることも多い(私の周りだけではないだろう)。90年代のボウイのアルバムは『HOURS』でようやく再評価という批評が多かったように思う。それ以前の大傑作!『アースリング』は海外の評価以上に日本では酷評だったというか大きな話題にもされなかったように思う。ようやく『ヒーザン』『リアリティ』と続く中、徐々にボウイ熱が高まっていった。そんな過程には、英国のNMEが選んだ『最も偉大な英国人』に選ばれたこと(シェイクスピア達と共に名を連ねる!)、映画『ベルベット・ゴールドマイン』、グラミー賞すっぽかしてジョン・キャメロン・ミッチェルの『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の舞台を絶賛と支援、グラミー功労賞も受賞など(英国の爵位受賞は辞退しているのもボウイらしい!)の中、これまで批判していた評論家の方でさえ、フェイヴァリット・アーティストに名を加える今日に至る。

私はボウイが大好き!そして、クラシック・ロックとしてのボウイに安住しない。ボウイ自身がそうであるように。なので、幾多もの形容ジャンル(キーワード)の其々に納得できるし、ボウイよりも若いアーティスト達が連鎖する。それらを書き綴ってみたとすると、膨大な関係図というようなものが作られる様が脳内に貼り巡られる。そのひとつひとつが繋がっていることは脅威であり、どれだけの危険な歩みであり、それらが今日もなお継続中のデヴィッド・ボウイの歴史であると想うと尋常ではない!色々なジャンルのようだけれど、全てどの作品もボウイ・ワールド☆流行に便乗してスタイルをコロコロ変えて来たのではない。でも、ボウイのアンテナはいつも若々しく新しいものに敏感。ずっと想って来たこと、お若い頃からハンサム(美形)だけれど、その美には翳りがある。今60歳のボウイは老いてゆく。大病もしたし、皺も増えた。それでも美しい!殉教者のようにさえ思える程、過酷な道のり。『ヒーザン』以降かな、ボウイの第4期のピーク(黄金時期)だと想う。第3期とよく言われるけれど、私は第4期が2000年前後のボウイだと想う。酷評が続いた折、旧友のミック・ジャガーのインタビューで”デヴィッドは叩かれすぎだと思う”とボウイの作品・試みをミックは評価していた。彼らはずっと闘って来たから。友だからというだけの言葉ではないだろう。『レッツ・ダンス』以降、やっとファン(時代)がボウイに追いついたと言われた。でも、そうではない私。嘗ての宇宙人のようなボウイでは今はないけれど、どうしてもポップさの裏側に悲壮感が付き纏っている。故に”リアル”に想えることがあるので不思議なお方だ!取り留めの無いことばかり綴ってしまったけれど、ボウイの美しさの陰影にも作品との符号を見ることができるので、上の50代のボウイのお写真を拝見し、想いが巡り書き連ねてみたという感じ★ボウイが大好きだけれど、ボウイ・オンリーではない。色々好きな音楽たちがある。その上でかつボウイが一等好きだという揺るぎないものは何だろうとも想う。
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by bowieworld | 2007-11-02 15:32 | ボウイに付随する私的な想い