★今日(4月21日)はイギー・ポップの62歳のお誕生日。ボウイと同い年。ボウイの創り出した架空のロックスターであるジギー(ZIGGY)は永久不滅なのだろう。この”ZIGGY”とはイギー・ポップ(IGGY POP)とツイッギー(TWIGGY)からのものと言われている。共にボウイの盟友と言えるお方。上のボウイとイギーは1976年のもの。大好きなお写真の一枚。おふたりの笑顔が素敵!ボウイより小さなイギーの首に掛けたカメラを見てボウイは何と言っているのだろう...。イギーは”パンク・ロックの父”で、ボウイは”New Waveの父”である。ボウイはイギーを幾度も手助けしている。それは、ボウイがイギーが好きだから。アーティストとして対照的なように感じるお方は多いだろう。ボウイがプロデュースし、イギーと共同制作した『THE IDIOT』と『LUST FOR LIFE』。私はイギーも大好き。再発盤でSTOOGESの初期のアルバムを聴いた。『RAW POWER』にはボウイとミック・ロンソンの名があり嬉しかった(何も知らなかったので)。70年代の初期から後期、80年代とイギーのアルバム、楽曲たちの中にボウイの名がある。嘗て、ボウイよりイギーが大好きだというファンの友人に、ボウイのプロデュースしたイギーは大人しくて良くない(パンクっぽくないということのようだった)。ボウイは敢えて、イギーの繊細さとボーカリストとしての力量を引き出したように思う。イギーはIGGY POPであるのだから、もうそれだけでPUNKなのだ!イギーの体中は傷だらけ。イギーのライヴを体験した者なら知っている。あのリズム、あの躍動はマイケル・ジャクソンの対極にあるスタイル。どちらが優れたダンサーだろう?!そんな優劣などどうでもいい。ジョー・ストラマーが”原点はSTOOGESだ”と語っていた言葉を忘れない。 私が思う”繊細”というイメージはボウイにもイギーにも感じること。アーティスティックなお方が好きだし、やはり繊細なお方が好き。また、”内向的”という言葉もこのおふたりにはずっと感じている。ボウイはスーパースターなので隠れてばかりの生活はできない。長年のキャリアの中で生き抜く術を得てこられたのだろうけれど、時に似合わないジョークを言ったりする時のふとした表情は実にシャイ。イギーの魅力をボウイは知っている。イギー自らが気付かない魅力。イギーは”デヴィッドとは似ているんだ”と語っていた。お互いのこれまでの活動、軌跡は当然それぞれの道ながら、そのイギーの言葉に頷けるお方も多いだろう。また、デュエットが聴きたい!
by bowieworld
| 2009-04-21 23:57
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