![]() ★ボウイが大好きで、かつニコが大好きなお方はどれくらいおられるのだろう...。さっぱり検討もつかないけれど、どちらかを強く愛しているお方は友人知人たちの中にもおられる。私はというと、ボウイは格別なので誰とも比較などしないし、できない。けれど、NICO(ニコ)が大好きである!NICOはもう故人となり20年以上を経たけれど、私の中では生き続けていてくださる。此処は「ボウイ館」なので、ニコとボウイの関連というと『ヒーローズ』のカバー。1981年にニコはご自身のアルバム『DRAMA OF EXILE』に収録。そして83年頃から精力的なライヴ活動を行う時期へと。その当時のニコは、”『ヒーローズ』は私のために書かれた”と言っておられ、私はそれを信じていた。来日時(おそらく1986年の方)のインタビューで、”ボウイの『ヒーローズ』はあなたのために書かれたそうですが”と訊かれ、ニコは”彼がそう言ったの?”また、”デヴィッドとは映画的見解がとても近いの(似てるの)”というような内容。ボウイはベルリンでこの曲を作った。そしてニコはベルリン生まれのドイツ人(無国籍なNICOながら)。そして、その当時ボウイとニコはなにかしらの連絡(やり取り)をされたと思う。ニコはバンドをバックにレコーディングを終え、ヨーロッパを中心にその若いアーティストたちをバックにライヴを行っていた。キーボード(シンセサイザー)を担当していた青年はアンディ・クラーク。彼は、ボウイの『SCARY MONSTERS スケアリー・モンスターズ』(1980年)でシンセサイザーを担当している。そのアンディ・クラークはボウイ経由でニコのバンドメンバーに加入したようだ。経緯ははっきりしない。ニコは『ヒーローズ』の歌詞にご自分を投影することができたのかもしれない。ニコは、”彼(ボウイ)が私の過去を取り戻したの”という内容のお話をされたという。私はこの『ヒーローズ』という曲を今もなお聴き飽きることなどなく、力のある曲であると感じ続けている。波乱の人生を歩んだ孤高のニコにとってこの曲の存在は大きなものだったのだと思う。 NICO - HEROES
by bowieworld
| 2009-05-06 11:22
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