嗚呼!ボウイ、ボウイ♪昨夜も友人達とのイベントがあり、ボウイの”スターマン”をかけさせて頂いた。友人にもボウイ・ファンは多いのでとても心強い。それなのに「ボウイ館」を9月に更新していないというのも...。でも、ミーハー路線の文章しか書けないので、「ボウイ館」は緊張する。でも、次は予定通り、60年代の続きでリンゼイ・ケンプとの出合いについて。これは、ボウイ語録でもあるのだけれど。
「一緒にいることで、計り知れないほどのものを彼から学んだ。リンゼイがコクトーやシアター・オブ・アブソード、アントナン・アルトーのことを教えてくれた。また、人々の期待を、敢えて逆らうことも教えてくれた。それは時として、ただ驚かすためだけに、また時として、人々を教育する力ともなるのだ。彼は芸術を実験台にするというアイデアを与えてくれた。実生活ではやらないようなことができ、危険を冒せる。芸術を実験の場として使い、その中から新しいライフ・スタイルを見つけ出すんだ。」 これらの語録の中に登場する固有名詞の方々は、私も今も好き。リンゼイ・ケンプが愛したジャン・ジュネって凄く私なりに分かる気がする。ジュネやワイルドの名を知ったのは10代の頃でやはりこうしたボウイの言葉からだった。ボウイが好きなことを私も知りたいと思う。でも、全てを私も好きになることはできないし、そう思いこむこともない。でも、自然と時間が掛かったりしても色んなことが、人が、芸術という中で繋がっていく喜びを得る事ができた。そういう私は幸せだし、やはりボウイという核があってのこと。全てはボウイに行き着くように思っている。 この時期(1967年頃)に、ボウイはパントマイムを学ぶことになる。パントマイムや歌舞伎から得たものを、ロック・ステージに取り入れ成功した最初のお方はボウイだろう。その後も、ずっとマイムの練習は続けておられるようにお聞きする。そんな師リンゼイ・ケンプのショウのためにボウイが曲を書き、そのお返しにフリーのレッスンを受けるという約束が交わされていたそうだ。いいお話だなぁ~って思う。リンゼイ・ケンプとボウイ、その関係を考える時、私の連想ゲーム癖の頭はケン・ラッセル~デレク・ジャーマン~サイモン・ターナー...と華麗なる英国映像美学で噎せ返る。そしてシェイクスピア!さらに、フェリーニ~ヴィスコンティ~ヘルムート・バーガー...などと共に。大好きな音楽と映画も文学も切り離せない。私はどれも優先することができない。
by bowieworld
| 2006-09-24 19:16
| 盟友・旧友・関連アーティスト
|
by chouchou カレンダー
カテゴリ
ボウイに付随する私的な想い 美麗ボウイ・お気に入りフォト ディスコグラフィー 素晴しきアルバム・楽曲たち フィルモグラフィー 映画・役者としてのボウイ 映画の中のボウイの曲たち 解説書・評論文・雑誌 盟友・旧友・関連アーティスト ボウイ・チルドレン ボウイの曲のカバーたち VELVET MOONのお知らせ 雑記・覚書など タグ
狂おしく美しい男
70年代
グラム・ロック
80年代
NewWave
映画
60年代
90年代
イギー・ポップ
ベルリン3部作
俳優ボウイ
2000年代
ボウイ・チルドレン
ボウイのお誕生日
語録
ファッション
スウィンギング・ロンドン
シド・バレット
ミック・ロンソン
美少年ボウイ
以前の記事
検索
記事ランキング
所属・リンク
最新のトラックバック
ライフログ
画像一覧
ファン
ブログジャンル
その他のジャンル
|
ファン申請 |
||